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2016年05月号 体操で治そう尿失禁

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 泌尿器科 釣谷晋二 医師

「尿失禁」とは自分の意思に反してトイレではない場所で勝手におしっこが漏れてしまうような症状のことです。女性に多い症状であり、高齢者だけではなく20~30歳代の若い女性でも経験した方は少なくないといわれています。ある調査によると全女性の約半数は尿失禁を経験したことがある、と報告されています。

「尿失禁」にはいくつかのタイプがあります。最も多いのは「腹圧性尿失禁」といわれるタイプの失禁です。咳をした時や、重いものを持った時など、おなかに力が加わった時に漏れてしまうのが特徴です。

腹圧性尿失禁は尿道の出口を支える骨盤底筋の筋力が低下するため、尿道の締まりがゆるくなってしまうことによっておきます。したがって治療としては、この骨盤底筋の筋力を鍛えるような体操をすることが有効になります。全身はリラックスした状態で、肛門だけを5秒くらいギュッと締め、その後は10秒くらいリラックスするという動作を10回繰り返して1セットとします。これを朝、昼、夜と3回に分け、各5セットずつ行ってください。3ヶ月間続けることができれば約70%の人で失禁の改善が見られます。毎日根気よく続けることが大切になりますので、すぐに効果が出なくても諦めずにがんばりましょう。


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