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2016年04月号 「腸内細菌」

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 外科 岡本 政広副院長

 人間の腸内には1000種類以上600~1000兆個の細菌が細菌叢(そう)を形成しており、その重さは1.5~2kgになります。母親の胎内では無菌状態ですが、出生後主に母親の腸内細菌を受け継ぎます。授乳期にビフィズス菌が増えますが、離乳期以降大人の腸内細菌叢へと変化します。

 腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌に分類されます。善玉菌は、ビタミンの合成、消化吸収の補助、免疫力増強などにより、健康維持、老化防止に役立っています。悪玉菌は、腸内腐敗、毒素産生、発がん物質産生などにより、種々の病気を引き起こし、老化を促進します。

腸内細菌構成パターンは個人で異なり、食生活でも大きく変わります。また、加齢とともに善玉菌の割合が減少します。善玉菌の代表は、ビフィズス菌や乳酸菌ですが、オリゴ糖をエサとして増えます。善玉菌を増やすには、日頃の食べ物や運動が大切です。また、善玉菌を増やす製剤や機能性食品が開発、実用化されています。

 21世紀は腸の時代と言われています。種々の病気と腸内細菌の関連性が明らかにされてきています。善玉菌優勢、悪玉菌劣勢の腸内細菌環境をつくり、健康維持を心がけましょう。


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