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2016年02月号 残存聴力活用型人工内耳(EAS)について

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

耳鼻咽喉科 藤坂実千郎 医師

難聴でお悩みの方はたくさんおられることと思います。聴力が軽度~中等度難聴の方であれば、補聴器はとても役に立つ機器です。デジタル補聴器の進歩により、機能的にも見た目でも格段によいものになっています。

高度難聴の方も補聴器はよい適応ですが、重度難聴になると補聴器を装用しても会話の内容をほとんど理解することができません。そのような場合、人工内耳が極めて有用であることは、以前、この広報で読まれた方もおられると思います。

では聴力の低音部が残存しているが、中高音域が全く聞こえない方はどうすればよいのでしょう?低音の聴力が残っているため、人工内耳の適応からは外れます。しかし、補聴器を装用しても、話の内容が半分しか理解できない。

そのような方のために開発されたのが残存聴力活用型人工内耳(EAS)です。電極は通常の人工内耳よりも短く、低音部の蝸牛(かぎゅう)を傷つけません。残存している低音部は補聴器で、中高音域は人工内耳で聴かせるハイブリッドタイプの人工内耳です。2年前に健康保険の適用になりました。関心のある方は耳鼻科外来でおたずね下さい。


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