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2015年08月号 放射線検査の被ばくについて

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 放射線技術科副科長 清水兼光

当院で放射線技師は、色々ある放射線の中でX線と呼ばれる光を扱っています。紫外線や可視光線なども放射線の一種ですが、X線は可視光線と違い目に見えません。得体の知れない危険な印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、使い方を適正にすれば医療などで大きなメリットを得ることが出来ます。

当然、管理されることのないX線をはじめ体に害を及ぼす他の放射線に被ばくすることは良くありません。高線量の被ばくをすると発がんのリスクが高くなることはわかっていますが、医療で扱われる線量は低線量であり発がんの増加は科学的に証明されていません。とはいえ、当院をはじめ医療で扱う放射線は診断に必要な最低限の線量で撮影を行うことが責務となっています。

先ごろ新聞にて放射線診断で用いられる標準的な放射線の線量を示した「診断参考レベル」が報道されました。これによると例えばCT検査で、頭部の標準線量(CTDIvol)は85mGyと示されています。当院においては平均52mGy程度と標準よりやや低い線量で管理されています。また、腹部などの他の部位においてもやや低い線量で検査を行っており被ばく線量を低くすることに努めています。ただし、体型や検査目的などにより線量は変わりますし、診断参考レベルの標準線量はあくまでも目安であり限度ではないことにご留意いただきたいと思います。

現在、放射線検査は病気を診断するには欠かせない検査の一つとなっていますが、メリットの方がデメリットより上回る場合にのみ検査が行われます。患者様には安心して検査を受けていただけるよう心掛けていきたいと存じます。


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