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2013年12月号 鼻から入れる胃カメラなんてどうですか?

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 外科 五箇猛一 医師

みなさん、胃カメラをしたことはありますか?検診や胃痛など様々な理由で胃カメラが行われますが、楽じゃないですよね。自分の健康を守るため、病気がないか調べるために必要なことだとはわかっていても、なるべくなら苦痛が少ない方がいいですよね。

十数年前から鼻から挿入する胃カメラ(経鼻内視鏡)が開発されてきました。そもそもなぜ、胃カメラがつらいのかというと、多くは咽頭反射というもののせいです。不自然に異物がのどの奥に、自分の意思と関係なく侵入してくれば、抵抗して入らせないよう体が反応してしまう。結果として余計な力が入ってしまい、さらに苦しい思いをするという訳です。もちろん、検査の前には、咽頭麻酔といって、のどの感覚を鈍くするようにしますが、全ての感覚を消してしまうわけではないので、どうしてもある程度の苦痛を伴うこととなります。

経鼻内視鏡は、この反射を起こすのどを通り越してして直接食道に入るので比較的楽に挿入することができます。

まだ、開発途中とも言えるのでいくつかの問題もあります。一つは、全ての人に可能というわけではないことです。鼻腔の奥が狭くなっていたりする人には入れられません。また、カメラ自体がかなり小さいものになるので、性能の限界として画像解像度が落ちることです。未だ情報が蓄積されていないので何とも言えませんが、もしかすると、より微細な病変を見逃す危険性があるのではないかとも言われています。

私個人の意見としては、無症状の検診としての胃カメラなら十分に機能を果たすと考えています。いつも健診での胃カメラについて考えると憂鬱になっている方、一つの選択肢として検討してみてはいかがですか?


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