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2013年04月号 脂肪肝・脂肪肝炎について

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 内科 安村敏 医師(富山大学附属病院第三内科)

あさひ総合病院 内科 安村敏 医師(富山大学附属病院第三内科)

近年、日本人の摂取エネルギーに脂肪が占める割合は25%を超えるようになり、検診で肝臓にも中性脂肪が蓄積した脂肪肝と診断される割合は、男性で約30%、女性で約20%と報告されています。正常な肝臓にも3%程度の脂肪が含まれますが、脂肪肝の組織所見では、肝細胞の30%以上に脂肪滴が見られます。

外国人に比べて日本人は脂肪肝になりやすく、その主な原因には、アルコール、肥満や糖尿病があります。脂肪肝に炎症を伴った病態を脂肪肝炎と呼びますが、日本でも飲酒しない患者でみられる非アルコール性脂肪肝炎の頻度が増加しています。非アルコール性脂肪肝炎は30-50%で進行し、肝硬変や肝細胞癌となることがわかってきました。

脂肪肝は肝機能障害をおこしますが、食事・運動療法による減量でほとんどが改善します。治療には、1,600kcal程度の栄養バランスのよい食事や歩行、水泳などの運動療法に加えて、肥満、高血圧、糖尿病、脂肪代謝異常症などを合併する場合は、これらの治療も行います。非アルコール性脂肪肝炎の治療はこれに加えて、薬物治療が必要になります。たかが脂肪肝とあなどらず、肝臓専門医に相談してください。


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