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2012年10月号 薬だけでない心不全の治療

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 循環器科 庵 弘幸 医師(富山大学 第二内科)

心臓が悪いとよく言いますが、一言で心臓病といっても病態は多岐にわたります。その中で最も生活に関わる心臓病と言えば、心不全でしょう。

心不全では、心臓の動きが悪いため、息切れ・呼吸困難・浮腫などが出現します。症状はある程度薬でコントロールできますが、動きが悪くなった心臓そのものを改善する良い薬は発見されていません。

そこで今、薬以外の治療法に注目が集まっています。その一つが「和温療法」です。「和温療法」は、全身を60℃で15分間加温し、深部体温を約1℃上昇させた後、30分間の安静保温を行う治療法です。2、3週間、1日1回低温サウナに入るだけ。

一見冗談のようなこの治療が今、全国に広まりつつあります。

富山大学でも2007年から開始し、100人以上の重症心不全患者が治療を受けました。その効果は目を見張るものがあり、症状・心機能・血管機能のみならず、運動耐容能、抑うつ状態・不眠・気分不良など精神面まで著しく改善することが分かってきました。

薬物療法が第1選択の治療法ではありますが、これからの時代、薬を使わない治療がより注目されていくかもしれません。

ご興味がある方は、お気軽にご相談ください。


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