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2011年03月号 腎臓を大事に

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 透析センター 石丸和宏 医師(富山大学附属病院)

腎臓は体の中から老廃物を排出する大切な臓器です。しかし、腎臓は少し機能が低下しても生活に差し障りが無い(自覚症状が無い)ことが多いのです。腎臓の機能が低下し続けると、だるさや食欲不振などを自覚するようになります。

症状が出てしまった後に病院を受診しても、腎臓の機能がすでに失われており透析治療を受けざるを得なくなった、という方が増えています。

糖尿病や高血圧症・高コレステロール血症・肥満・喫煙といった動脈硬化を促進する因子やたんぱく尿の存在は、腎臓の機能低下を加速させると言われています。しかし、最近では腎臓の機能低下を無症状のうちに気づいて治療することで、機能が改善したり進行を遅らせる可能性があると考えられています。

腎臓機能に関しては、自覚症状に関係なく健康診断等で増悪因子を早く発見・対応することが大変重要です。また、現在これらの因子を病院で治療しておられる方は、かかりつけの先生に自分の腎臓機能について一度相談してみてはいかがでしょうか?


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