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2011年02月号 健康情報番組の鵜呑みは危険

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 内科 福島泰男 医師

健康に関するテレビの影響力とは、極めて大きいものです。例えば、NHKの“ためしてガッテン”の放送効果には目を見張るものがあります。

放送後に、外来で何人かの患者さんから「番組で紹介された病気に自分の症状がぴったり当てはまるが、大丈夫か。」といった質問が寄せられることがあります。ほとんどの場合、放送された病気には該当しません。

このような質問がなぜ寄せられるのでしょうか?先の番組を含め、健康・病気に関する情報番組は、かつて民放であった内容捏造問題以降、その放送内容は“おおむね”正確なものとなっています。

しかし、この“おおむね”が実は曲者なのです。この種の情報番組は、視聴率を稼ぐために面白おかしく、茶の間受けするように制作されているものがあります。その結果、不安を抱える人に関心を持たせるだけに止まらず、過度に不安をあおる様な番組構成となっていることが多いのです。

番組中での病気の原因や症状治療法に関する情報は正確なものと考えられますが、実際に病気である人が潜在的にどの位いるのか(非常に多いのか)という話になると怪しくなってきます。

番組で紹介された病気が巷にあふれている印象を受けて不安があおられている人は少なくないでしょう。このようなことから、番組内容は“おおむね”正確であると言わざるを得ないでしょう。

では、どのように対処すればよいのでしょうか。まず、番組内容全てを鵜呑みにしないことです。次に疑問に思ったことを調べてみることです。さらに不安に思ったり、判断が難しい場合は、かかりつけ医(専門医)に聞いてみることが「安心して暮らす」ための良い方法です。


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