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2010年11月号 涙目と涙道閉塞

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 眼科 渡辺一彦 医長

涙は、眼表面の維持に重要な役割を果たしており、眼表面の乾燥防御や、異物や病原微生物に対する防御をもたらし、上下の瞼(まぶた)の目頭にある涙点から排出されています。その涙道は鼻腔の下方へ通じています。そのため、目薬をさして、喉に苦い味を感じた記憶がある方もおられると思います。

涙目は、この涙道が閉塞して生じますが、ドライアイで涙の分泌が減り、眼表面の刺激が高まり、刺激性分泌から起こることもあります。また、結膜炎や睫毛が触れる状態などでも生じてきます。涙目になると、潤んで見えづらくなったり、絶えず眼を拭いていなければならなかったりと生活に支障が出ます。涙道閉塞が生じた場合、自然に治ることは期待できず、眼脂が溜まり、結膜炎を繰り返したり、ひどくなると目頭のところにある涙嚢が化膿し、腫れることもあります。涙道が閉塞しているかどうかは涙点から生理食塩水を通す(通常、涙洗と呼ばれることもあります)ことで簡単に判断できます。

当院では早くから、涙道閉塞に涙道内視鏡検査を取り入れ、30分程度で8割ぐらいが治療にまでそのまま結びつくことが可能です。ただ古い閉塞や硬い閉塞、涙嚢が化膿した場合などは本来の涙道を再疎通することはできませんので、造影検査を行い、涙道の閉塞部位に応じた再建手術を行う必要があります。当院では、さまざまな涙道閉塞に対し、検査、診療、手術まで行っていますので、涙目でお困りの方は受診、検査をお勧めします。


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