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2010年05月号 過敏性腸症候群

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院  岡本 政広 副院長

 会社で会議があるたび、決まって便意を伴ってお腹が痛くなり、トイレに駆け込むと下痢をする、という経験をされた方はおられませんか。頻回にこのような症状に悩まされる方には、過敏性腸症候群である可能性があります。

 過敏性腸症候群は、慢性反復性の腹痛・腹部不快感を伴う便通異常(便秘・下痢)を起こし(3回/月以上)、その原因を説明できる客観的所見(大腸癌や大腸炎など)を同定できず、排便によって腹部症状が改善する特徴を有する疾患です。便秘型、下痢型、混合型に分類され、比較的若年者に多く、男性は下痢型、女性は便秘型が多いと言われています。原因は、内臓知覚過敏(同じ刺激でも健常者より強い刺激と感じる)、大腸の運動反応性の亢進(大腸の進展拡張刺激により大腸運動の亢進が起こる)、ストレス耐性の脆弱性(ストレスに弱く、不安・抑うつなどの心理症状を伴う)です。治療は、食事指導・生活習慣改善を行い、薬物治療法としては、整腸剤や下痢、止痢剤、消化管機能調節剤など多彩な薬剤が用いられています。

 このような症状でお悩みの方は、一度胃腸科受診をされてみては如何でしょうか。


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