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2009年12月号 歪視(わいし)

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 眼科 渡辺一彦 医師

「歪視」は聞き慣れない言葉かもしれません。物が歪(ゆが)んで見えることを指します。光の情報は眼内に入り、眼底の網膜でキャッチされるわけですが、中心にある「黄斑」で字を読んだり、色彩を感じたりします。そして、片眼で見て線や物が歪むというのはこの黄斑に異常がある、病気が生じてきていると推察されます。

通常は片眼で格子状の模様を見てもらい、判断します。真っ直ぐな線を見てもらえれば簡単に自分でも検査できます。

この黄斑には中心窩というくぼみがあり、ここが固視点になります。眼の病気でこの黄斑が障害される場合が多くあります。太陽の光を見たりするとこの中心窩に光障害を来し、視力が低下することがあります。

最近、加齢に伴って変性が生じてくる加齢黄斑変性が新聞などで取り上げられてきています。黄斑に異常な血管(新生血管)が形成され、浮腫や出血、網膜剥離を来して、歪視、視力低下、進行すれば中心だけが見えない中心暗点を起こします。また、黄斑に膜が形成されたり、円孔ができたりする疾患もあり、これらは手術加療が必要になります。

当院では黄斑の断面を撮影する最新機器が導入されており、これらの様々な疾患に加療を行っていますので、歪視がある方は是非受診をお勧め致します。月に1回は片眼で歪みの検査を自分で行ってみて下さい。


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