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2009年09月号 脂肪肝

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 外科 長 誠司 医師

近年、食事の欧米化などのために肥満や運動不足による生活習慣病の一つである脂肪肝の頻度が増加しています。脂肪肝の中に、炎症、線維化を併ない肝硬変や一部では肝癌まで進行するNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)が存在します。国内ではNASHは概ね200万人、肝硬変まで進行する例は40万人以上存在すると推定されます。

NASHの基礎疾患としては肥満、糖尿病、高脂血症および高血圧などの生活習慣病を合併することが多く報告されています。したがって、治療として最初になされるべき治療法は食事、運動療法です。食事療法は摂取エネルギーと脂肪の制限が主であります。運動はカロリーを燃焼させると同時に筋肉量を増加させることで、週3回、各1時間の運動を行うようにしてください。

それでも軽快しない人には薬物療法が行なわれます。このように、肥満や運動不足による生活習慣病の一つである脂肪肝はその中にNASHとして肝硬変や一部肝がんまで進行する「恐い脂肪肝」を含んでおり、食事、運動、薬物療法による積極的な治療が必要です。生活習慣病の方は、脂肪肝の有無を超音波などで検査してみましょう。また、検診などで脂肪肝と指摘されている方は、しっかりと治療をするようにしましょう。


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