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2017年05月号 「NST」って何?

[当院からのお知らせ/医療の現場から]

あさひ総合病院 栄養科 道用由美 管理栄養士

入院患者さんの30~40%が栄養不良状態にあり、そのことが病気回復を遅らせ入院期間を長引かせる一因にもなっているといわれています。当院ではそんな患者さんにいち早く対応するためNSTが活動しています。

NSTとは、Nutrition(栄養)Support(サポート)Team(チーム)の略で、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士など多職種が連携し、各専門分野の視点から患者さんにとって最良の栄養プランを提案し、栄養面から治療を支援させていただく医療サポートチームの一つです。

栄養状態が悪いと、病気と闘う力が低下する、感染症などの合併症が増加する、傷の回復が遅れる、入院期間が長くなる、死亡率が高くなる、再入院率が高くなる、QOL(生活の質)が低下する、医療費が増大するなど様々な弊害が起こります。実は栄養管理は全ての治療法の基盤といえます。

主な仕事は、入院時に食事量、体重の変化、生化学検査、免疫能などを総合的に判断し栄養管理が必要か否かを判定し、適切な栄養管理がなされているかをチェックします。そして患者さんの必要な栄養量を算出した上で、実際の摂取栄養量・不足栄養素・栄養状態を評価し、栄養補給方法を計画立案します。さらに患者さんの嗜好への対応、使用する食品や調理法の決定、栄養補助食品の選択、食事形態(普通食、きざみ食、とろみ食など)の提案、水分管理の評価、経腸栄養剤(腸からの栄養を吸収させる方法)における選別の提言なども行います。

患者さんの栄養状態は一人ひとり千差万別ですが、その人に一番合った栄養療法を提供できるよう努めるとともに、栄養障害発生や状態悪化を見逃さないよう多職種間でしっかり連携を取っていきたいと考えています。


受付時間
午前:7:20~11:30
午後:12:30~4:30
診療時間
午前8:30~午後5:15
面会時間
平日:午後2:00~8:30
休日:午前10:00~午後8:30

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