2010年09月号 肺の病気とは
[医療の現場から]

あさひ総合病院 呼吸器内科 岡澤成祐 医師(富山大学)
皆さんこんにちは。2010年4月から内科外来で診療しております、呼吸器内科の岡澤成祐といいます。長野県出身で富山県に在住して7年目になりますが、富山は魚がおいしくて本当にいいところだと実感しております。
さて、私の専門分野は呼吸器内科ですが、呼吸器と言えばまず皆さんが想像されるのは肺癌だと思います。肺癌の治療は最近とても進歩しており、腫瘍の遺伝子の異常を狙った飲み薬などで効果がえられる患者さんが多くみられるようになりました。ぜひ、健康診断を最近受けられていない方は定期的に受けていただきたいと思います。
肺癌だけではなく、呼吸器の病気は非常にたくさんあります。お若い方ではヒューヒューという気管支喘息や、長くタバコを吸っておられた方では、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などは、咳や痰、息苦しさを改善してくれる吸入薬が効果的です。もちろん、禁煙が一番です。肺は外の空気とつながっている臓器ですので、お仕事などで粉塵を吸ってしまった方で、肺を痛めてしまうことがあります。予防が一番大事ですが、肺の機能が落ちてきて体に酸素が足りなくなったら、自宅で酸素を吸うことで息苦しさを改善させることも近年一般的になっております。
呼吸困難はとても生活の質に影響します。お悩みの方はお気軽にご相談ください。
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