あさひ総合病院サイトトップ

文字サイズ

本文

糖尿病新聞 No.16

[診療科・各部のご案内/各種教室]

糖尿病新聞 No.16

今月のおはなし

今月は「糖尿病の運動療法」というテーマで理学療法士の橋本さんが講義をしてくれました。

まずは運動関心度チェックをしてみましょう。あなたは今、どの段階に当てはまるでしょうか?

  • 6ヶ月以内に運動を始める気がない ⇒ 前熟考期 病気について理解する
  • 6ヶ月以内に運動を始める気がある ⇒ 熟考期 運動を妨げる因子を排除する
  • 1ヶ月以内に運動を始める気がある ⇒ 準備期 とにかく運動を開始する
  • 運動を始めて6ヶ月未満      ⇒ 実行期 飽きないように注意して継続
  • 運動を始めて6ヶ月以上      ⇒ 維持期 逆戻りしないように運動継続

糖尿病の患者さんは、動脈硬化により脳卒中・心筋梗塞になるリスクが高かったり、末梢神経障害により感覚障害・バランスの低下、骨の劣化により骨量低下・骨質低下となり転倒するリスクが高まります。そのため、運動を継続することがとても重要となってきます。

運動の効果

  • 血糖値を下げる
  • インスリンが効きやすくなる
  • 体重の減量
  • 筋力増強 骨粗鬆症の予防
  • 高血圧や脂質異常症の改善
  • 爽快な気分になる

⇒運動することで健康な身体を維持することが出来る

運動の種目

例)ウォーキング

  目標:今よりも2,000歩くらい歩数増加、1日8,000~10,000歩を目指す 3~5回/週

運動を継続するコツ

  • 達成可能な目標を立てる
  • 歩数計をつける
  • 仲間と一緒に実施する
  • 出来ない日があっても悔やまない
  • 運動が出来ない時は別の日に行う、場所を変える、量を減らすなどの工夫をする
  • 自分への報酬をつくる(食事、旅行、買い物など)

★運動の種類、量、頻度などの細かいことは気にしないで、まずは出来る運動を継続しましょう!!

ワンポイントレッスン ~熱中症~

消防庁によると2014年は4万1,412人が熱中症により緊急搬送されており、今年も気が抜けません。

熱中症とは、高温・多湿・強い日射などの環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり体温の調整機能が働かなくなったりして発症する障害の総称です。炎天下で起こるイメージがありますが、熱のこもった室内でも発症するので注意が必要です。

熱中症の重症度分類

Ⅰ度(軽症) めまい、失神、立ちくらみ、手足のしびれ、気分不快、大量の発汗など
→対処法:日陰や冷房のきいた室内など涼しい場所に避難し、水分・塩分を補給。

Ⅱ度(中等症) 頭痛、吐き気、嘔吐、身体に力が入らないなど「いつもと様子が違う」程度のごく軽い意識障害を認めることもある
→対処法:Ⅰ度の対処法を施行し、足を高くして休む。水分・塩分補給が困難な場合や、補給しても症状が治まらない場合は医療機関を受診しましょう。

Ⅲ度(重症) 高体温、意識障害、けいれん、手足の運動障害、肝機能障害、腎機能障害など
→対処法:すぐに救急隊を要請しましょう。到着するまで、体内の熱を外に出し首・脇の下、足の付け根を水や氷で冷やしましょう。

熱中症になりやすい人

  • 糖尿病の方:尿の量が多くなりがちなため、脱水症状になりやすく、さらに自律神経障害などがあると発汗機能が低下していることがあるためリスクが高くなる。
  • 高血圧の方:塩分を控える食生活をすると低いナトリウム濃度に合わせようと水分が排出されやすくなっているため、脱水状態になりやすい。
  • 高齢の方:身体の水分量が減少しているため脱水を起こしやすい状態。自律神経の働きが低下し汗をかくのも遅れてくるため熱を体内にためやすく、熱中症になりやすい。
  • 小さなお子さん:乳幼児は汗腺の発達が未熟なため体温調節が十分にできないことがあります。背が低く地面に近いため輻射熱によって大人よりも高温にさらされている場合があります。
  • 体調の優れない方

対処法

まずはお互いを気に掛けましょう。また、水分補給・温度管理も熱中症対策には重要となってきます。詳しくは主治医にお尋ねください。

さかえ7月号より

受付時間
午前:7:20~11:30
午後:12:30~4:30
診療時間
午前8:30~午後5:15
面会時間
平日:午後2:00~8:30
休日:午前10:00~午後8:30

各種教室

各部のご案内

診療科