あさひ総合病院サイトトップ

文字サイズ

本文

糖尿病新聞 No.15

[診療科・各部のご案内/各種教室]

糖尿病新聞 No.15

今月のおはなし

今月の糖尿病教室では理学療法士の橋本さんより、糖尿病の運動療法について講義がありました。

糖尿病は大腿骨近位部(足の付け根側)骨折の発症リスクを高めると言われています。その理由としては、末梢神経障害によるバランスの低下や骨質劣化により骨がもろくなると考えられており、糖尿病の患者様は転倒骨折予防の介入が必要です。

糖尿病 ⇒ 転倒骨折(大腿骨頚部骨折)のリスク大 ⇒ 筋力・バランス力の強化

今までの糖尿病教室では、インスリン抵抗性の改善や血糖値低下を目的とした有酸素運動が中心となっていましたが、今回の運動療法では転倒骨折予防のためにバランストレーニングを中心に実技がされました。

(1)下肢の筋力UP

お尻上げ:寝た状態で膝を軽く曲げる→お尻を持ち上げる 1日10回(頚部疾患がある人は注意!!)

イラスト:お尻上げ

(2)バランス

閉足立位:両足のかかととつま先を付けた状態で立つ 1回60秒

交叉立位:一方の足のつま先に、もう片方の足のかかとを付け、足が一直線になるように立つ 1回60秒

※ 最近ではノルディックウォーキング(両手に専用のポールを持って歩行)も流行しており、普通にウォーキングするより膝に負担をかけず、手足の筋力を使うとして注目されています!!

イラスト:ノルディックウォーキング

ロコモティブシンドローム(ロコモ)

ロコモ(運動器症候群)とは、運動器障害により『要介護になる』リスクの高い状態になることです。ロコモの提唱には、『人間は運動器に支えられて生きている。運動器の健康には、医学的評価と対策が重要であるということを日々意識してほしい』というメッセージが込められています。

あなたはロコモ?

  1. 片足立ちで靴下が履けない
  2. 家の中で転びそうになる・滑る
  3. 階段の上り下りに手すりが必要
  4. 横断歩道が青信号で渡り切れない
  5. 15分以上続けて歩けない
  6. 2kgの買い物をして家に持ち帰れない
  7. 家やや重い仕事が困難

※1つでも当てはまれば要注意!!

ワンポイントレッスン ~バイキング~

写真:バイキングの様子
写真:バイキングの様子

9月3日の糖尿病教室では、食事療法②としてバイキングが開催されました。このバイキングは病院食とは別に栄養士さんが準備してくれた食事で行われています。

メニューは、そば・やきとり・ムニエル・麻婆豆腐・サラダ・お浸しなどのごはんを含めて10種類あり、自分の指示カロリーをもとに選択します。

(例)指示カロリーが1360kcalの人は÷3(朝・昼・夕)の約450kcal分の食事を選択します。 調味料は0.3単位まで、野菜は0.3単位以上(100g以上)、そばを選んだ場合は必ずごはんも選ぶといった注意事項を踏まえた上で選択します。参加した患者さんには家で使用しているごはん茶碗を持参してもらうため、いつもはごはんの量を計測しない患者さんも目で見て普段の摂取量が多いか少ないかが分かり『だいたい量があっていた』『こんなにたくさん食べても良いんだ…』といった感想も聞かれました。

おかずの種類もたくさん準備されていたためなかなか決められない人もいましたが、選んだものをお盆にのせてみると『家で食べるより量が多く感じる』『家では子供に合わせたメニューになるけど、これは健康的な食事』など、普段の食事と比較できる良い機会となっていたようです。

その後は、実際に選んだごはんを食べました。食事しながらの患者さん同士の会話・感想は『病院の味付けに慣れると、家での味付けが濃く感じる』『自分では薄味にしているつもりだが、もう少し薄くしても良いんだと思った。素材の味が出ていて良かった』『家に比べると副菜が多く感じる』などがありました。

今回は、食事という内容からか、女性(主となる調理者)の参加が多く感じられました。夫婦で参加してくれた方もおられ、2人で食事について考える良い機会となったようです。

受付時間
午前:7:20~11:30
午後:12:30~4:30
診療時間
午前8:30~午後5:15
面会時間
平日:午後2:00~8:30
休日:午前10:00~午後8:30

各種教室

各部のご案内

診療科